ペイオフとは

倒産しない銀行を選ぶ方法

現在では銀行が破綻した時には、預金保険機構が即対応しペイオフが発動されて1人1000万円までの預金とその利息が保護されたり、経営がしっかりしている他の銀行へ吸収合併されたりと、それなりの対策が取られるようになりました。昔のように不安に駆られて金融機関に殺到する「取り付け騒ぎ」などは無くなりましたが、何よりも自分の預金を始める時に、どんな銀行を選ぶかが大事ですね。

1000万円以上の預金があるときなどは、ペイオフの対策として預金をいくつかの銀行に分散することもあります。その時に大切なのは信用度の高い金融機関を見極めること。株価を調べたり、半期ごとの業務及び財産状況に関する説明資料であるディスクロージャーを銀行の窓口からもらったり、格付けを調べたり・・・・。AAA(トリプルA)が最も信用度の高い格付けとなっていますが、通常、BBB以上がよいとされています。できればA以上、もしくはBBB+以上をメドにする方がより安心感があります。

また総資産に対する自己資本の割合をいう「自己資本率」も判断基準になります。自己資本は自前の資金であり返済の必要のないものですから、それが十分用意されているかどうかは銀行の健全性を表す指標となります。自己資本の割合の数値が高いほど経済不況や、多少の不良債権の問題が起こっても銀行の土台はビクともせず、破綻などの心配はしないで済みます。国際的に活動する銀行には8%以上、国内で活動する銀行には4%以上が求められているそうです。企業の自己資本比率を調べたいときは「会社四季報」で調べることができます。会社四季報の「財務状況」のところに、総資産、自己資本、自己資本比率などがそのまま記載してあるようです。※ 会社四季報について

財務の状況が悪い銀行を選んだら、初めからペイオフのことも心配しておかなければなりません。銀行の金利の高さだけを見て判断すると、預金者を獲得するために無理して高金利を提示している場合もあるのですから、注意が必要です。